Last Edited: March 9, 2001. kajiyama

(建築学科:後期2単位): 建築CAD シラバス

担当: 梶山 喜一郎  長友 謙二


(概 要)
●受講者への注意:建築の図面を読むことができ手書きで図面を作成するスキル(技能)を持った者で、かつコンピュータグラフィックスとインターネットのスキルを持った者を対象に講義と演習を行う。このため受講者は「建築製図」および「図学I(図形科学)」、「図学II(コンピュータグラフィックス)」の単位修得者とする。

 講義の目的は、二次元CADを使って実際に図面がかける者の育成である。このため建築の図面を作成するCADのスキルの修得とこれを理解するためのCADの理論(座標系、レイヤー、データ変換など)を学習することである。この授業は図学IIで行った建築の三次元モデリングやCGによるレンダリングの上級編ではない。またすでに学習した建築の基礎製図についての説明は行わない。ひたすら建築図面をかけるようになるための基礎知識の学習と技能トレーニングを行う。

 2単位を学習するために必要な90時間のうち30時間が教室の授業15回で行われる。残り60時間を、授業中に指示するテキストの予習と宿題によるCAD製図スキルのトレーニングの時間にあてる。これらの条件を満たすことができる者が受講してほしいし、彼らに重点的に教育サービスを行う予定である。このためコンピュータを持っている者はCADソフトをインストールし自宅で積極的に学習する。そうでない者は大学の情報施設を利用する。多人数授業のため授業時間中の個別の指導を可能にするために教材配布、一般的質疑、レポートは、インターネット(WWW、e−mail、Netnews、ftp)を利用する。

○年度毎の詳細な授業内容は、
ホームページ http://monge.tec.fukuoka-u.ac.jpに掲載する。
ニュースグループ news://news.fukuoka-u.ac.jp/fukuoka-u.edu.class-kajiyama1
で質問、議論を行う。夏休み中にここで授業の案内と指示を確認すること。

(授業計画)

第一部 CAD基本操作

 レッスン01 「CADのセットアップと起動」
 ・CADのインストール
 ・環境設定の概念とスキル
 レッスン02 「線をかく・消す」
 レッスン03 「図面データの保存と読み込み」
 レッスン04 「文字の入力・編集」
 レッスン05 「レイヤーの概念と操作」

第二部 図面の作図・編集・印刷操作

 レッスン06 「線の編集・図面の編集」
 レッスン07 「寸法の決まった図形をかく」
 ・家具の作図と図形登録、
 ・敷地図の作図
 レッスン08 「図面の印刷」
 ・インストールと印刷設定のスキル

第三部 建築製図の実践

 レッスン09 「建築図面とレイヤー管理」
 レッスン10 「平面図の作図手続き」
 レッスン11 「展開図の作図手続き」
 レッスン12 「建築図面のレイアウト」
 レッスン13 「異ったCAD間での図面の交換」
 レッスン14 「図面ファイルの管理」

第四部 CAD製図認定実技試験

 学習の条件を満たしている受講者を対象に試験を行う。決められた時間内で課題図面を完成できるか否かを判定する。

 

(評価の方法)

 レッスン毎に行う宿題提出あるいは達成度試験の内容を評価に加えるので、欠席者および全てのレッスンに参加しない者は評価の対象外である。CAD製図認定実技試験で、実際に図面がかけない受講者は、原則として評価しない。これらを基礎評価の得点(60点)とする。期末試験(配点40点)はこれらの基礎評価に上乗せする形で加算する。

(テキストその他)

1. 「やさしく学ぶJW_CAD、建築知識社」をテキストとして使用する。CADソフト・操作マニュアルとしても必要である。テキスト・操作マニュアルを持参しない者は、教育的サービスが与えられない。

2. 建築製図の教科書を毎回持参すること。ここから課題を出します。「富塚信司編、建築製図、実務出版」

3. windows対応のフォーマット済みのMOディスク(128MBあるいは230MB)1枚。大学の施設のHDの容量が足りないため、ここにCADシステムをインストールします。

4. windows対応のフォーマット済みのフロッピーディスク(1.4MB)2枚。これには提出用の図面のデータを保存。うち1枚はバックアップ用。


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