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ワィヤーフレームモデリング・透視図コース

CAAD大福(Computer Aided Architectural Design)操作手引き書

福岡大学工学部図学教室    梶山 喜一郎



                目次

[1]
システムの起動と終了

[2] システムの構成内容(メインメニュー)

[3] 透視図データの管理(図形データファイルの管理)

[4] 透視図データの作成と入力(3次元図形のデータ新規作成)

[5] 透視図データの修正と編集(3次元図形のデータ編集)

[6] 透視図を描く(3次元図形のパース表示)

[7] 透視図の着色(カラーグラフィックス)

[8] 動画(アニメーション)


[1] システムの起動と終了


1.ソフトウェア・データの「USBメモリー」を、ドライブ [d:] に挿入します。

2.スタート(画面左下)をクリックします。

3.「ファイル名を指定して実行(R)」をクリックします。



「ファイル名を指定して実行」 ダイアログボックス が表示されます




4.「 d:¥caad¥menu」 と入力して、「エンターキー」を押します。

(1) 「 d 」 は、USBメモリーのあるのドライブ名。
(2) 「 : 」 (コロン)は、「 Enter 」キーから、左2つのキー( ケ,*,: )
(3) 「 \ 」 (エ ン)は、「 BS 」キーから、左隣のキー
(4) 「caad」「 menu 」 は、プログラム名

    しばらく待つと、システムが起動し、メインメニューが表示されます。

5.「Windows Vista」では二つの方法が有ります。

  方法1. 「ファイル名を指定して実行」の場所が異なります。
    「スタート」->「すべてのプログラム」->「アクセサリ」->「ファイル名を指定して実行」


  方法2. 「スタート」->「検索の開始」の欄に「d:¥caad¥menu」を入れて検索すると起動します。

  



    「検索の開始」の欄に「d:¥caad¥menu」を入れる。

     起動しない場合は、USBメモリーのあるのドライブ名dが間違っている。

  



6.「終了」は、メインメニュー の 「8.CAADシステムの終了(数値キー 8)」 を押します。

[ドライブ名]:ドライブ名は、機種によって異なります。必ず確認してください!


[ファイル名の構造]:ファイル名は”名前”と”拡張子”に分けられます。

例:FUKUOKA.DOC:FUKUOKAが”名前”、DOCが”拡張子”

”名前”はそのファイルの内容を表し、”拡張子”は主にそのファイルの性質を表します。

本システムにおいては”拡張子”を省略します。


[ファイル名の構造制約]:ファイル名に使用できる文字や長さに制約があります。

文字の最大数:名前は8文字まで、拡張子は3文字まで(省略可能) 。

”最大文字数”とは半角文字(1バイトコード文字)を使った場合の計算です。 例:Nanakuma

使用できる文字:半角文字<アルファベット(A〜Z)、数字(0〜9)、カタカナ>

使用できないファイル名:AUX、AUX1、AUX2、CON、PRN、NUL、CLOCK等の予約ファイル名

ただし、”CON9.DAT”というように、他の文字を加えて使うことはできます。


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[2] システムの構成内容(メインメニュー)





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[3] 透視図データの管理(1.図形データファイルの管理)


2次元図形管理ファイルと3次元パース用管理ファイルを操作します





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[4] 透視図データの作成と入力(2.3次元図形のデータ新規作成)


3次元図形データは、頂点(座標)データ、線(稜線)データ、色番号データで構成される。

データ作成は、非常に重要な作業です。誤ると、全てに影響を及ぼします。

慎重に行ってください。

[頂点(座標)データと線(稜線)データ作成]


(1) 立体図を描きます(配布したセクショントレーシングぺーパー等)。

(2) 立体図に、頂点番号(座標番号)を記入します。

(3) 立体図に、線(稜線)番号を記入します。

(4) 立体図から、頂点(座標)の総数を調べるます。

(5) 立体図から、頂点(座標)データ(X、Y、Z)を求めます。

(6) 立体図から、線(稜線)の総数を調べます。

(7) 線(稜線)の色を決めます。



[パースコーディングシートA 記入]

(1) グループ番号を記入します。

(2) 作成日付を記入します。

(3) 頁を記入します。

(4) データファイルの名前を記入します。

(注意:未使用のファイル名でかつ、8文字以内)

(5) 座標(頂点) の総数を記入します。

(6) 線(稜線) の総数を記入します。

(7) X座標値、Y座標値、Z座標値を記入します。

(8) 備考欄に、立体のどの部分のデータか、具体的に記入します。


[パースコーディングシートB 記入]

(1) グループ番号を記入します。

(2) 作成日付を記入します。

(3) 頁を記入します。

(4) 線(稜線)の総数を記入します。

(5) From 頂点(座標)番号を記入します。

(6) To 頂点(座標)番号を記入します。

(7) 線(稜線)の色番号(1〜7)を記入します。

(8) 備考欄に、立体のどの部分のデータか、具体的に記入します。




[システム起動]:メインメニュー「2:3次元図形のデータ新規作成」



  ***** X,Y,Z データ入力メニュー *****

   1.キーボード からデータを 新しく入力します

   2.USBメモリー(フロッピーディスク) からデータを呼出します

   3.CAAD メインメニュー    に戻ります

  ***************************


初めてのデータ入力の場合、「1:キーボードからデータを新しく入力します」を選択します。

 

[座標データの総数]

(1)図形の 座標 の総数を入力してください。例: 100

[線データの総数]

(2)図形の 線 の総数を入力してください 例:200

[座標データ入力] 座標の総数だけ入力します

 (3)各座標(x,y,z)を入力してください

No.1 x 座標= 100

No.1 y 座標= 200

No.1 z 座標= 300

----------------------------------------

No.2 x 座標= 400

No.2 y 座標= 550

No.2 z 座標= 600

(座標の総数だけ繰り返し入力します)

  

全ての座標データを入力すると、座標データリストが画面に表示されます。

入力したデータが誤っていないかを確認しながら、「エンターキー」を押します。

「座標データを訂正しますか(Y/N)」と問合わせてくるので、

訂正がある場合、「Y」を押して「座標データ訂正」にすすみます。

訂正がない場合、「N」を押して「線データ入力」にすすみます。

 

[座標データ訂正]

例題:100番目の Y座標データ(誤:596→正解:5963)を誤ったとします

***** 座標データを訂正します *****

(1)何番目の座標ですか 100

No 100 番目の X座標= 200 y座標=596 z座標= 800

(2) X 座標のデータは 200(誤っていない場合にも、再度入力します)

(3) Y 座標のデータは 5963

(4) Z 座標のデータは 800(誤っていない場合にも、再度入力します)

    座標データの訂正を継続しますか(Y/N)

 

[線データ入力] 線の総数だけ入力します

***** 線データを入力します *****

 線の色は7種類あります 番号で入力します

 どの座標と 座標を 線で結びますか

  線の No 1 FROM 1

  線の No 1 T O 2

  線の No 1 の色指定は 3(注意:色番号:1〜7)

線の総数だけ繰り返し入力します。

全ての線データを入力すると、線データリストが画面に表示されます。

入力した線データが誤っていないかを確認しながら、「エンターキー」を押します。

「線データを訂正しますか(Y/N)」と問合わせてくるので、

訂正がある場合、「Y」を押して「線データ訂正」にすすみます。

訂正がない場合、「N」を押して「データ保存」にすすみます。

 

[線データ訂正]

例題:50番目の線データ(FROM:誤:1179→正解 117)を誤ったとします

***** 線データを訂正します *****

(1) 訂正する線の番号は何番ですか 50

No.50  FROM= 1179 TO = 119 色 = 5

(2) FROM 117

(3) T O 119 (誤っていない場合も、再度入力します)

(4) 色指定 5 (誤っていない場合も、再度入力します)

(5) 線データの訂正を継続しますか(Y/N)

 

[データ保存]

(1)データファイル名を8字以内で入力してください

    データファイル名は重複しない。ただし拡張子.3Dは不要です Build001

(2)データに関するコメント文を10字以内で入力してください ビルノキソブ01

    新しいファイル名は  Build001です

    コメント文は ビルノキソブ01です"

    このファイル名とコメントで保存しますか(Y/N)? Y

(3)USBメモリー(フロッピーディスク)が入っていればリターンキーを押します



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[5] 透視図データの修正と編集(3.3次元図形のデータ編集)


編集作業の基本的な流れを覚えます

(1)既存の図形データファイルを呼び出します

(2)修正・編集(回転、拡大・縮小、増殖、移動、合成)を行います

(3)データを保存(未使用のファイル名)します




[1.基本図形の修正と編集] 操作内容は「2.3次元図形のデータ新規作成」と同じ

***** X,Y,Z データの修正と編集メニュー *****

1.USBメモリー(フロッピーディスク)からデータを 呼出します

2.図形データ編集メニュー に戻ります

3.CAAD メインメニュー  に戻ります

*******************************

「1.USBメモリー(フロッピーディスク) からデータを呼出す」を選択します。

(1)基本形となる図形ファイル名を入力してください(ただし .3Dは不要)

(2)座標データの修正

(3)線・色データの修正

(4)データ保存:未使用のファイル名を入力する

(5)コメント文:既に使用しているものでも可


「2.図形の回転] 3次元基本図形データを、目的の角度に「回転」します

* 1〜3軸方向の同時操作も可能

例題:Z軸周りのみ、60度回転させます

 ***** 立体図形データの回転:編集メニュー *********

このプログラムは新規作成で作った基本図形データを

原点(X,Y,Z)を中心に回転し、新しい図形データに編修します

1.基本図形データを回転する作業をします

2.中止して、「図形データ編集のメニュー」に戻ります

********************************

(1)基本形となる図形ファイル名を入力してください(ただし .3Dは不要)

(2)x軸周りの回転角度(ピッチ)は何度ですか 0

(3)y軸周りの回転角度(バンク)は何度ですか 0

(4)z軸周りの回転角度(ヘッド)は何度ですか 60

(5)データ保存:未使用のファイル名を入力します

(6)コメント文:既に使用しているものでも可


[3.図形の拡大・縮小] 3次元図形データを、目的の大きさに「拡大・縮小」します

* 1〜3軸方向の同時操作も可能ですが、「拡大率>0」に注意してください

 例題:Y軸方向のみ、10倍に拡大します

 ***** 立体図形データの拡大・縮小:編集 メニュー**********

このプログラムは、新規作成で作った基本図形データを

編集により拡大・縮小し、新しい図形データにします

1.基本図形データを、拡大縮小する作業を始めます

2.中止して、「図形データ編集のメニュー」に戻ります

************************************

(1)基本形となる図形ファイル名を入力してください"

   ただし .3Dは不要です

(2)x軸方向の拡大率を入力してください  1

(3)y軸方向の拡大率を入力してください  10

(4)z軸方向の拡大率を入力してください  1

(5)データ保存:未使用のファイル名を入力します

(6)コメント文:既に使用しているものでも可


[4.図形の増殖] 3次元図形データを、目的の数に「増殖」します

例題:基本図形をX 軸方向に15個、距離 150の間隔で増殖します

ただし基本図形のX軸方向の距離(長さ)を100とします

 

*****立体図形データの増殖:編集メニュー***********

このプログラムは、新規作成で作った基本図形データを

編集により増殖し、新しい図形データにします

1.基本図形データを、増殖する作業を始めます

  2.中止して、「図形データ編集のメニュー」に戻ります

*********************************

(1)基本形となる図形ファイル名を入力してください

   ただし .3Dは不要です

(2)図形の繰返す数を入力してください

  注意:基本図形を含めた数を入力します 15

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(3)x軸方向の距離を入力してください A 150

(4)y軸方向の距離を入力してください B 0

(5)z軸方向の距離を入力してください C 0

(6)データ保存:未使用のファイル名を入力します

(7)コメント文:既に使用しているものでも可


[5.図形の移動] 3次元図形データを、目的の位置に「移動」します

例題:基本図形をX 軸方向に50、Y軸方向に 100 移動します

 

*****立体図形データの平行移動:編集メニュー*********

このプログラムは、新規作成で作った基本図形データを

編集により平行移動し、新しい図形データにします

1.基本図形データを、平行移動する作業を始めます

  2.中止して、「図形データ編集のメニュー」に戻ります

*********************************

(1)基本形となる図形ファイル名を入力してください

   ただし .3Dは不要です

(2)x 軸方向 の 移動距離 A 50

(3)y 軸方向 の 移動距離 B 100

(4)z 軸方向 の 移動距離 C 0

(5)データ保存:未使用のファイル名を入力します

(6)コメント文:既に使用しているものでも可


[6.図形の合成] 3次元図形データを、目的の数だけ「合成」します

例題:基本図形 「ABCDEFGH」と「IJELMOPQ」の、2つのファイルを合成します

 

*****立体図形データの合成:編集メニュー*********

このプログラムは、新規作成で作った基本図形データを

組み合わせて合成し、一つの新しい図形データにします

1.基本図形データを、合成する作業を始めます

  2.中止して、「図形データ編集のメニュー」に戻ります

*******************************

(1)合成する基本図形データのファイル名を入力してください

   ただし .3Dは不要 ABCDEFGH

(2)合成を続けますか(Y/N)Y(続けるので)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(1)合成する基本図形データのファイル名を入力してください

  ただし .3Dは不要 IJELMOPQ

(2)合成を続けますか(Y/N)N(終わるので)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

(3)データ保存:未使用のファイル名を入力します

(4) コメント文:既に使用しているものでも可


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[6] 透視図を描く(4.3次元図形のパース表示)


3次元図形のパース図面データファイル一覧が表示されます



[ファイルの選択] 表示する透視図(3次元図形データ)の、番号を入力します。

注意:図形データ番号が 1ケタの場合は、番号入力後エンターキーを押す。

 

[見る位置] 地図上の「座標値」です。注意:Y軸方向の位置が特に重要。

画面右側の「Y ノハンイ」「X ノハンイ」「Z ノハンイ」に示す、

「最大値と最小値」を参考にして、それぞれに座標値(6ケタ以内)を入力します。

 

[見る角度] 見る位置から、視線をY軸方向に向けて、左右方向や上下方向を見ることです。

「視線をY軸方向に向けて」、

(A) HEADING:右に向けるときは「+」、左に向けるときは「−」

(B) PICH :上に向けるときは「−」、下に向けるときは「+」

(C) BANK :右に傾けるときは「+」、左に傾けるときは「−」



[f・1 Hard Copy] 画面に描かれたパースを印刷します

パソコンに添付されている番号の、PR** の ** 部分がプリンター番号です。

[f・6 ホカノ File] 他の透視図(3次元図形データ)を選択します

[f・7 ホカノ 視点] 他の視点(見る位置と見る角度)に変えます

[f・8 データ 修正] データに誤りがある場合に押し、データを修正します

保存には、未使用のファイル名とコメント(重複使用可)を要します。

[f・9 パース 保存] パースを着色用のデータに保存(画面右下に表示)します

保存には、未使用のファイル名とコメント(重複使用可)を要します。

[f・10 Main Menu] メインメニューに戻ります



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[7] 透視図の着色(5.カラーグラフィックス)


3次元図形のパースで保存した、着色用図面データファイルの一覧が表示されます



[ファイル選択] 着色したい図面の番号を入力します

(注意:データ番号が 1ケタの場合は、番号入力後エンターキーを押す)

「コノ パースデ イイデスカ(Y/N)」と問合わせてくるので、

良ければ「Y」、他のファイルにするなら「N」を押します。

 

[色選択] 画面下に表示される、色番号から選ぶ

1)RED 2)YELLOW 3)GREEN 4)B-G 5)BLUE 6)PURPLE 7)GRAY

[着色方法] 画面の中央に表示されている十字カーソル「+」を、

カーソル移動キー「←↑↓→」で操作し、着色したい位置に移動し、「エンターキー」を押します。

色番号(画面右列)を問合わせてくるので、数値キー(0〜9)を押すと、着色します。

[f・6 COPY] 着色した画面を印刷します

パソコンに添付されている番号のうち、PR** の ** 部分がプリンター番号

[f・7 HELP COLOR] 既に着色した場所に、別の色を着色する場合

[f・8 NEAR COLOR] 同系統の色を選択します

[f・9 OTHER COLOR] 別の色を選択します

[f・10 MAIN MENU ニモドル]

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[8] 動画(6.アニメーション)


前準備

1. [6]で述べた 透視図を描くで、動画にしたい画面(線画)を15枚以上作成する。

2. 方法は4.3次元図形のパース表示のソフトウェアを動かし、

  見る位置や向きを変えた、動画にしたい画面を[f・9]で保存 する。

  撮影の方法は、


3. 画面を15枚以上作成できたら、[8] 動画(6.アニメーション)で動画にするる。

  パース保存した画面データファイルの一覧が表示されます



[ファイル選択] 動画にしたい画面の番号を入力します

 (注意:データ番号が 1ケタの場合は、番号入力後エンターキーを押す)

 「続けますか(Y/N)」と問合わせてくるので、

 続ける「Y」、終了ならば「N」を押します。

 80画面を動画にできます。

[選択]動画にする画面のリストが表示されます。

 動画を表示するかたずねてきますので 「Y」を押してください。

 ・
アニメーションサンプル画面

 「N」を押すと終了し MAIN MENUに戻ります。


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