Last updated: March 2014 - 2013 - 2010. Kajiyama          [3D printing 目次に戻る ]

 IV. 「3Dプリンターによる造形過程」 と 「工具を使った模型の後処理」



3Dプリンター製作途中
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3Dプリンター製作終了
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3Dプリンターの造形台から剥す
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ラフトをスクレーパで剥す


H. GコードファイルでCNC工作機械を操作する

  1. やってみなきゃわからない造形過程の体験と観察
    -->セールスマンが言うようにはうまくいかないから工学部での授業が成り立つ



    1. 安全管理の注意事項を忘れずに,操作手引書は理解し手元に置く.

    2. 3Dプリンターの準備点検 
      1. 最初は造形台とその周りの掃除と整理整頓.
      2. 時々,機械には高級グリースを食べさせる.特に音がなりだしたら油切れ. 東レダウ モリコート HP-500グリス を使用中.
      3. ノズルと造形台の間隔は指定の値に調整する.


    3. 3Dプリンターにデータを渡す.
      1. SDカード・USBメモリーで3Dプリンターにデータを渡す.推薦
      2. コンピュータと3DプリンターをUSBで直につなぎデータを渡す.


    4. 造形失敗の原因の観察と推理が面白い.ここが本来の授業の内容

      ・問題はあなたの,CADによる3Dモデリング,STL変換,Gコード作成,CNC工作機械の操作のいずれかの過程で生じている.
      ・自分以外のものを動かすには,体力だけでなく,基礎学力と,体系的な知識も必要である.

      ・役に立つ他者の失敗事例と解説(熱溶解積層法編)のweb参考資料

      1. Solidoodlの失敗事例 温度管理  ABS樹脂の特性と反り対策  ノズルの対策 -世界遺産模型のバーチャルワールド
      2. 考察のない失敗事例 1  2  3  4
      3. Cube 3D Printerの トラブルとメンテナンスのコツ

      4. 3Dプリンタの名称  -ソリッドヤード
      5. フィラメントの設定  -ソリッドヤード
      6. 3Dプリンタの調整方法1 Zオフセットの調整  -ソリッドヤード
      7. 3Dプリンタ、底面の反りについて  -ひょぽぽ情報局
      8. 3Dプリンタ、ヘッドの高さ調節  -ひょぽぽ情報局


    5. 作業の手順とチェック内容-->操作マニュアルを読んでから

      1. 人間でなく工作機械のための室内の環境計画: 夏場・冬場の環境保護のための室内温度も危険.
      2. フィラメントをエクストルーダーに入れる方法は理解する.
      3. 製作途中の温度のモニターを行い記録する..
      4. 3Dプリンターを移動したら必ず,造形台(ビルドプラットフォーム)を水平に設定する.
      5. 毎回最初に,造形台と噴出ノズルの間隔を設定する.
      6. 造形台の清掃とラフトの設置:造形台に樹脂が接着するための条件.最初と途中で模型が剥がれないための条件.
      7. ホントに製作終了したかの確認.

      8. フィラメントの送り出しスピードの設定.
      9. 噴出ノズルの移動スピードの設定.樹脂の噴出時とノズルの移動だけの場合.
      10. 製作途中での休止・再開処理.


  2. [ Replicator 2X ] をGコード(あるいは専用3XG)ファイルで操作する 「熱溶解積層法編」


    1. 教室設置の3DプリンターMakerBot Replicator 2X(4th Generation) の概要

      • 2013年度教室設置
      • MakerBot代理店 日本バイナリー ・ BRULE
      • 造形範囲 246x152x155 mm  積層分解能 100μm
      • フィラメントの直径 1.75mm 噴出ノズルの直径 0.4mm 噴出後のフィラメントの直径 0.49mm
      • 対応ファイル形式 .stl .obj .thing

      • 対応OS Windows(XP/7) Mac OSX(10.6以降)
      • Replicator 2X操作説明書 販売会社翻訳日本語 36p
      • Replicator 2X日本語機械翻訳ユーザーマニュアル(pdf 95p)

    2. MakerBot Replicator 使用法の参考資料



I. 工具を使って模型の後処理 -- 切り取る・お湯ですすぐ・磨く --> フィギュア造型士に学ぶ

  1. 後処理作業の手順とチェック内容-->失敗したら教えてくれ

    1. 製作完了後のプラスチック模型を造形台から「スクレーパ」を使い,造形台を傷めず,無理やり剥がす.
    2. 模型に付けた不要な土台(Raft・ラフト)を,「薄刃ニッパー・カッター」を使い模型から,荒く切り取る.
    3. 模型に付けた不要な支持材(Suppot・サポート)を,「薄刃ニッパー・カッター」を使い模型から,荒く切り取る.
    4. 模型を壊したら樹脂に応じた接着剤でごまかす.
    5. 土台・支持材を取り除いた後の模型表面の,ブツブツの粗い平面や曲面を「紙やすり・カッター」を使いなめらかに仕上げる.
    6. 積層の跡をなくすには,パテ・塗料を使った模型表面仕上もやってみる.
      造形後の積層跡を消すコート剤

  2. 模型制作の参考資料

    1. "ノモ研1 増補改訂版[ムック]",野本 憲一,ホビージャパン,2008年1月.-豊富な道具の種類と使用法についてのカタログ
    2. "ノモ研 2 プラモデルを作ろう [ムック] ",野本 憲一,ホビージャパン,2006年9月.
    3. "3Dプリンターの実力! フィギュア製作最前線2013",Sエムディエヌコーポレーション,2013年9月.
    4. "フィギュアの教科書,原型入門編",模型の王国,新紀元社,2013年11月.
    5. ガレージキット解説 -海洋堂

  3. 工具の知識と参考資料

    1. カッティングマット(カッターマット),スクレーパ,薄刃ニッパー,ラジオペンチ,カッター,ヤスリ,紙やすり,接着剤
    2. 放射温度計レーザーポイント機能付
    3. リューター,ルーター(Leutor)電動切削工具(高速では摩擦熱が高くなるので回転速度が可変なもの)
    4. 超音波カッター
    5. プラモデル製作に使う工具類
    6. 造形工具専門ショップ 神楽坂ツールズ
    7. 仕上げ入門〜Vol.1   -INTER-CULTURE (インターカルチャー)
    8. 3Dプリンターの造形物をキレイにするマーカーが登場,2013年11月.
    9. リョービ・DIYツール

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