Last updated: October 2008. Kajiyama                    [ 目次に戻る ]

統計的推測  Statistical inference


  1. 記述統計学と推測統計学

    集めたデータが持っている情報を整理し,わかりやすく要約することを目的にしたのが,記述統計学である.

    これに対し,推測統計学は集めたデータの背景にある大きな対象(母集団)について判断や,母集団の値を推測することを目的とする.


  2. 母集団と標本 population and a specimen

    例えば新入生100人のお小遣いから,1年生全体650人のお小遣いを予測したい場合,推測統計学を利用する.

    関心を持つ背後の対象全体のことを母集団と呼び,実際に調査した母集団の一部の100人を標本(sample)という.

    母集団を調べつくす調査を,全数調査といい,一部を調査するものを標本調査と呼び区別する.

    全数調査は母集団を調べつくすので推測統計は利用しなくてよい.金と人手と暇があれば一度はやってみたい.


  3. 推定と統計的仮説検定 An estimation and A statistical hypothesis testing

    新入生100人(標本)のお小遣いから,学年全体(母集団)の平均金額(この母集団の値を母数と呼ぶ)を推論するのが,推定(点推定と区間推定)である.

    新入生100人(標本)のお小遣いから,男女(母集団)間でお小遣いの額に違いがあるかどうかを判断するのが,統計的仮説検定である.

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