Last updated: September, 2010-1998. Kajiyama

図や図面を理解するあなたの心の中で、何が生じているか

梶山 喜一郎



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皆さんは図面を読むことや、図面を描くことを学習してきた。あなたに良くにた学生 七隈太郎と七隈小太郎がいる。彼らは、図1の正投影図面(正面図、平面図、側面図)をみて立体図形を想像し復元し、これを立体図に描いた。太郎が立体を描いていくプロセスが図2、小太郎が立体を描いていくプロセスが図3です。太郎はうまく解き、小太郎は努力しても解けなかった。

図の左肩の数字は、線を描くまでの時間(秒数)である。Dの記号は、太郎が描いた線を消したことを示している。Jの記号は、コンピュータが太郎に答えが誤りであることを知らしたことを示す。

あなたは二人の図や図面をイメージ処理していく心のプロセスを観察し、どこに失敗の原因があるか、彼らにはどの様な知識が欠けているかを診断する。次にどの様なアドバイスを彼らに与えたら、イメージする能力が向上するか、処方せんを提案する。

指導者の立場になりきり、彼らの(1)診断と(2)処方せんを分かりやすく、それぞれ箇条書きで簡潔に書いてください。

 1. 二人の解き方の違いは、何処にあるのでしょうか。
 2. 間違いだと教えられてもまた間違うのは何故でしょうか。
 3. どのようなことを、間違う人に気づかせたらよいでしょうか。


図1 課題の正投影図
 

図2 早く正確に解いた七隈太郎


図3 遅くかつ解けなかった七隈小太郎

図4は、三角柱の図面から描かれた立体を理解していく過程を示しています。課題の図面を与えられてから、これを解くまでの過程で、太郎や小太郎を含めた学生には3タイプの能力があることを示しています。問題を解く時に、なぜ早い人や遅い人がいるかをこの図で考えなさい。これをもとに、あなたが解くのが遅い理由を推理しなさい。


図4 学生の三角柱の理解の違い

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